2016年10月23日(日)開催したJAG街路樹見学会。参加者は会員を中心に全国から集まりました。午前中は江戸川区の担当者の方にレクチャーをしていただき、午後は貸切バスでお話を聞きながら、じっくりと視察を行いました。
数十年にわたる現場でのお話を直接伺い、区民に寄り添いながら、粘り強く努力を重ねて来られたことに、一同深い感銘を受け、充実した一日となりました。そして、感動している我々に、まだまだ課題は残されていると話されたことが印象的でした。
各地で街路樹に対する取り組みが行われていますが、今回のJAG見学会も、一つのうねりのきっかけになればと感じております。
日曜日にも関わらず、快くご協力いただいた江戸川区役所の皆様、参加者の皆様、有難うございました。
(JAG広報委員会)
街路樹見学会の募集のご案内です。
日々の生活と切り離せない街路樹という存在。
その樹種や管理方法等について、多くの皆様が疑問を持っておられると思います。
JAGでもこれまで、その話題が出るたびに議論となってきました。
そんな中、東京都江戸川区では長期間にかけ、ノウハウを蓄積してこられました。
細かく具体的な指針を作成されただけでなく、実際に生活する住民の心理も考えながら、それぞれの街路樹ごとに場所や樹種に合ったきめ細やかな対応をしておられます。
さらに、指針をつくって終わりではなく、剪定する業者の技術向上、意識向上を考えた契約形態をいち早く取り入れ、また住民の意識の変化など、様々な角度から時間をかけて、街路樹が将来良い方向に向かうようにじっくり取り組まれておられます。
今回の見学会では、実際の「現場」の担当者の方から、生の声での経験談を聞かせていただき、その後現地を視察しながら、詳しくご説明していただくことができます。
この貴重な機会に、是非ご参加ください。
一日目は
傳來工房は、京都で最も古い企業で、空海が唐から持ち帰った鋳造技術から、その歴史が始まったそうです。
その伝統ある技術、ディーズガーデンを紹介するモデルガーデンの見学はもとより、全国から見学者があとをたたない「環境整備」も説明していただけます。
見学後は、庭に関わる製品などについて、意見交換もする予定です。
また、二日目は、京都市内で、夏の特別公開をしている文化財を訪問します。
※どちらか一日のみの参加や懇親会のみ、またJAG会員以外の方お申込み出来ます。
日程が迫っておりますが、この機会に是非、初秋の京都にお越しください。
2016年5月24日(火)、造園界の巨匠、安諸定男氏の庭園特別見学会を東京都町田市で開催いたしました。
当日はJAG新会員含め、定員を超える参加者が集まり、個人邸を中心に特別に見学をさせていただきました。
40年前に安諸氏が作られたという庭を始め、どのお庭でも施主の方との強い信頼関係と絆が感じられました。
昼食場所となった「小野路里山交流館」では、名物の小野路うどんやおまんじゅう等に舌鼓を打ちながら、地元で育った安諸氏の子供時代の話しを伺いました。
食後は質問が飛び交い、巨匠と言われる今も、氏の変わることの無い探究心、妥協しない強い気持ち、そして後輩である我々への様々な助言に一同大いに刺激を受けました。
午後も引き続き見学をさせていただき、参加者それぞれが、言葉では表現し得ない、多くを学んだ一日となりました。
貴重な機会をいただいた安諸様、施主の皆様、有難うございました。
5月23日、青山ラピュタガーデンにて、総会と記念講演会、懇親会を開催いたしました。
当日は50名近くの方にお集まりいただき、議案についてはすべて原案通りに可決されました。また、?会員から??内容がより分かりやすくなるご提案をいただき、来年度?に反映するべき?課題も議論できるなど、充実した時間となりました。
引き続き開催された、記念講演会では、山本紀久氏(造園家、?活、植物設計事務所代表取締役会長)に「造園植栽術の考え方」についてご講義をいただきました。
奥深い内容に、一同それぞれの仕事に重ね合わせて拝聴し、時間が足りない中、早速次回の開催を熱望する声も聞かれました。
その後の懇親会には初参加の方々にもお越しいただき、多くの出会いが生まれた和やかな時間を過ごしました。
今年度もJAGをどうぞよろしくお願いいたします。
(JAG広報委員会)